当事者研究ブログ:大人の頭蓋骨縫合早期癒合症

頭蓋骨縫合早期癒合症(軽度三角頭蓋)と高次脳機能障害(容量性注意障害)についての当事者研究のノートです。言語性ワーキングメモリと日本語(右側主要部の規則)の関係について研究しています。目的①頭蓋骨縫合早期癒合症を成人症例、生活史を記事としてまとめること。目的②特異的言語発達障害の当事者研究をもとに、日本語が日本人の思考に与える影響(サピアウォーフ仮説)を考察すること。

近況報告

自己紹介・研究活動・目標

私は、軽度の頭蓋骨縫合早期癒合症の「成人当事者」です。そしてこれに起因する高次脳機能障害である容量性注意障害を患っています。 通常の早期癒合症は幼児期のうちに症状が顕在化し、治療される病気であることから、「小児慢性特定疾病」として、医学によ…

症例報告:Bスポット療法を受けても後鼻漏再発、治らない慢性上咽頭炎の原因は軽度慢性頭蓋内圧亢進による髄液鼻漏?

私は、物心ついたころから耳鼻咽喉科にたびたびお世話になっていました。その理由は、後鼻漏です。私が感じている後鼻漏の問題点は以下の通りです。 のどの上の方(上咽頭)に痰が常にあるため違和感 口から鼻毛が出る。 他にも後鼻漏による痰がらみのせいか…

非症候性頭蓋骨縫合早期癒合症の原因に関する学説が持論と一致している件

小児慢性特定疾病情報センターにおける、頭蓋骨縫合早期癒合症に関する情報を久しぶりに見ました。ここ1年ほどでウェブサイトのデザインも変わり、情報の内容もアップデートされていることが分かりました。

特異的言語発達障害による言葉の遅れ(言語発達遅滞)の一症例、勉強嫌いの理由と大学進学できた理由や特技など

言語性知能の低下を伴わない一方で、言語の理解と表出に困難性が認められる特異的言語発達障害の評価対象は、未成年のみに限定されています。 成人当事者については評価基準が未確立であり、2020年も評価できる状態にはありません。それ以前に、日本語におけ…