当事者研究ブログ:大人の頭蓋骨縫合早期癒合症

頭蓋骨縫合早期癒合症(軽度三角頭蓋)と高次脳機能障害(容量性注意障害)についての当事者研究のノートです。言語性ワーキングメモリと日本語(右側主要部の規則)の関係について研究しています。目的①頭蓋骨縫合早期癒合症を成人症例、生活史を記事としてまとめること。目的②特異的言語発達障害の当事者研究をもとに、日本語が日本人の思考に与える影響(サピアウォーフ仮説)を考察すること。

頭蓋骨縫合早期癒合症による配分性注意障害の特徴、および評価方法

インターネット上の検索エンジンに「ワーキングメモリ」と入力すると、「少ない」、「小さい」、「弱い」というネガティブ形容詞や、「容量 増やす」「鍛える」という表現が続きます。

当記事ではワーキングメモリのみに悪影響が及ぶことで発生する「配分性注意障害」の症状、原因疾患を紹介します。

 

  • 配分性注意障害とワーキングメモリ
  • 配分性注意障害のうっかりミスの発生メカニズム
    • 配分性注意障害の評価方法(症状の特徴)
  • 配分性注意障害を示すNIRSの陰転波形
  • 配分性注意障害の原因疾患:頭蓋骨縫合早期癒合症
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「聴覚情報処理障害」の問題点:その定義をめぐる論争についての論評 / 「聴覚情報処理障害」の狭義、広義

キーワード:聴覚情報処理障害の定義、発達障害ADHD自閉症スペクトラム、容量性注意障害

  • 聴覚情報処理障害の診断上の問題点
    • 上がる知名度と問題点…
    • 問題点その1:聴覚情報処理障害の評価方法が確立されていない
    • 問題点その2:定義が決まっていない
  • 混乱を生む原因不明の聴覚情報処理障害の存在
  • 聴覚情報処理障害の広義と狭義
  • 「聴覚情報処理障害」の存在価値
  • 現行の聴覚情報処理障害の定義に対する私の批判 
  • 狭義の聴覚情報処理障害のひとつは「容量性注意障害」
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人の話を聴き取れない、理解できない聴覚情報処理障害は何科で診断できる? / タイプ別診断チェックリスト(ADHD, 自閉症スペクトラム障害, 容量性注意障害)

聴覚情報処理障害を診断できる専門の施設に関する情報、および聴覚情報処理障害のタイプ別診断チェックについての記事です。(キーワード:音声認識、言語理解、ADHD、聴覚過敏、容量性注意障害、特異的言語発達障害、口下手) 

  • 聴覚情報処理障害の定義と原因疾患(別記事リンク)
  • 耳鼻科で聴覚情報処理障害は診断できない
    • 聴覚情報処理の種類、「聞こえる」と「聴ける」の違い
    • 聞こえる専門の耳鼻科は「聴き取り」はわからない
  • 聴覚情報処理障害のチェック診断:あなたの聴覚情報処理機能の低下症状はどのタイプ?
    • 1 口下手 
    • 2 文章読解力が低い 
    • 3 多声音楽を構成する複数の旋律を同時に聴きとれない 
    • 4 不協和音で構成された音楽を聴くのが苦痛である
  • 聴覚情報処理障害を扱っている医療機関一覧(敬称略)
  • 聴覚情報処理障害の診断の現状と、受診することについての持論
  • 私の聴覚情報処理障害の原因疾患は頭蓋骨縫合早期癒合症です
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