当事者研究ブログ:大人の頭蓋骨縫合早期癒合症

頭蓋骨縫合早期癒合症(軽度三角頭蓋)と高次脳機能障害(容量性注意障害)についての当事者研究のノートです。言語性ワーキングメモリと日本語(右側主要部の規則)の関係について研究しています。目的①頭蓋骨縫合早期癒合症を成人症例、生活史を記事としてまとめること。目的②特異的言語発達障害の当事者研究をもとに、日本語が日本人の思考に与える影響(サピアウォーフ仮説)を考察すること。

日本人の国民性と言語相対性仮説(1):自意識(公的自己意識)の過剰で礼儀正しく、空気を読みすぎて生きづらい

キーワード:国民性、礼儀正しさ、上下関係、パーソナルスペース、不安、「自意識過剰」、公的自己意識、べき思考、べき論、同調圧力、忖度、文化依存症候群

  • 日本は若者の自殺者数が多い先進国であるという逆説
  • 日本人の国民性①:他人の目が気になるから礼儀正しい
    • 日本語だけが謙譲語を持つ
    • パーソナルスペースが広い日本人
  • 日本人の国民性②:公的自己意識の過剰が作り出す「べき思考」
    • 「自我不確実感」をともなう日本人の公的自己意識は過剰である
    • 私的自己意識の低下:日本人の美徳は生理的欲求を隠すこと
    • 公的自己意識が発する「べき思考」が強い日本人は「べき論」に弱い
  • 日本人が生きづらいと感じる理由は「べき論への弱さ」
    • 上下関係内のハラスメントとモンスタークレーマーが与えるストレス
    • (加筆修正中)日本の息苦しさの正体は同調圧力
      • 同調圧力に対する過敏性(空気の読みすぎ)
      • 同調圧力が発生する原因:集団同調性バイアス
  • まとめ:日本人の文化依存症候群は公的自己意識がストレスになったもの
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幼少期から続く「不注意優勢型ADHD(注意欠陥障害)」は気分変調症(持続性抑うつ障害)

キーワード:不注意、衝動、欲求、実行機能、気分変調症、抑うつ、意欲、報酬系扁桃体防衛機制

  • 不注意の原因疾患の3タイプ 
  • 「不注意優勢型ADHD」に対する疑念
  • ADHDの衝動性と実行機能の無効化
  • 「不注意優勢型ADHD」についての医学の見解
    • 類義語「注意欠陥障害」
    • 「不注意優勢型ADHD」の不注意に対する精神医学の解釈
  • ADHDの不注意と気分変調症の不注意の違い
    • 「不注意優勢型ADHD」という矛盾
    • 衝動性由来ではない気分変調症の不注意
    • 気分変調症が「不注意優勢型ADHD」とみなされてきた原因
    • 気分変調症が「意欲減退型不注意」を引き起こす
    • ADHDと気分変調症の比較:学校における衝動と超自我の状態
  • 気分変調症の特徴:不機嫌なときに注意深くなる?
  • 気分変調症の特徴:不機嫌からのリカバリーができない?
  • 結論:意欲減退型不注意は気分変調症に対する防衛機制の結果
  • 集中力は高く、抑うつも認められないのに不注意:容量性注意障害
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軽度の頭蓋骨縫合早期癒合症(軽度三角頭蓋)の原因についての持論

軽度の頭蓋骨縫合早期癒合症の当事者の観点から、その疾病の原因についての仮説を立ててみました。(キーワード:軽度三角頭蓋、先天、後天、骨重積、産道)

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