「封印」されしアタマのなかより(大人の早期癒合症)

認知心理学の研究をする頭蓋骨縫合早期癒合症の成人当事者が考えたことを書いていきます。扱っている症状は原因不明のものばかり(泣)。当ブログの記事における内容及び理論は無断転載及び引用は禁止です。更新情報はツイッターでも配信しています。

自作概念:「早期癒合症特有の精神症状」について / 「軽度三角頭蓋の治療をめぐる論争」との関連性

現在の医学では、早期癒合症が引き起こす精神症状の原因について、頭蓋内圧亢進であると定めています。頭蓋内圧亢進症状は早期癒合症に限らず、脳梗塞水頭症によっても発生します。

表題に記した「早期癒合症特有の精神症状」とは、頭蓋内圧亢進以外の精神症状を発生させるファクターが存在するという前提で私が設定した概念です。

 

  • 病理:狭小化した頭蓋骨が前頭前野背外側部(DLPFC)を圧迫することで発生する。(証拠:クモ膜下腔、クモ膜下槽の容積減少)
  • 症状:タスクポジティブネットワークの機能低下を原因とする諸症状(→ 特異的言語発達障害、不注意症状)

 

この「早期癒合症特有の精神症状」が、現時点の研究で報告されている「早期癒合症による精神運動発達遅滞(精神発達遅滞)」の原因であると私は考えています。

症状に関する詳細は、以下の記事のなかで「ワーキングメモリ容量減少症候群」という別名を用いて紹介しています。

 

atama-psycho-linguistics.hatenablog.jp

  

atama-psycho-linguistics.hatenablog.jp

 

 

この概念は、「軽度三角頭蓋治療をめぐる論争」のなかで出すのに都合がよいので、作成しました。

「早期癒合症特有の精神症状」の存在を認めるか否かによって、「精神症状の解消を目的とする軽度三角頭蓋の手術の是非に対する考えが決まるからです。

 

現在の医学は、これの存在を認めていませんので、軽度三角頭蓋の患者に対する手術を批判しています。

一方の下地武義先生による軽度三角頭蓋に対する治療は、これが存在することを前提としているかのようですが、先生が「早期癒合症特有の精神症状」の存在を知っているかというと、そうとも限らないでしょう。