封印されしアタマのなかより(大人の早期癒合症)

病気ブログというよりは、心理学や言語学を扱ったブログです。きっかけは特異的言語発達障害(SLI)・聴覚情報処理障害(APD)・注意欠陥症状(ADD)。頭蓋縫合早期癒合症の成人当事者です。ワーキングメモリについて研究中。

言語学と心理学を勉強するようになったきっかけ

このブログは、主に早期癒合症や注意欠陥症状に由来する諸症状をテーマとしています。記事を執筆するたびに思うことがありまして、それは、私が提言している内容は、世間一般的に見れば「前衛的」なんだろうなということです。

その理由の一つに、早期癒合症のブログであるにも関わらず、それとは一見関係なさそうな言語学や心理学を交えようとしている点があげられます。なぜ交えているのかというと、軽度な早期癒合症が注意欠陥症状を引き起こす過程を実証し、且つ注意欠陥症状を心理学や言語学を通して考察する必要があると考えているからです。

私が注目しているのは、言語学や心理学の中でも認知に関わる領域となる以下の分野です。

言語哲学

・心理言語学

認知言語学

認知心理学

 

かつて私は大学では法学部に進学し、法律学を学んでいる時期がありました。しかし、現在は出身学部とはほとんど関係のない心理学や言語学を勉強しています。なぜでしょう?

それは、ワーキングメモリが不足しているゆえの苦難がきっかけでした。

ワーキングメモリが不足していると社会生活のすべてのことに人一倍の困難が生じます。特に私が困ったのは、勉学でした。他にも特異的言語障害による口下手などのコミュニケーションの問題も学校生活を送る上でのハードルとなったのは間違いありません。そこで私は自分自身の「正体」を知るために、大学で開講されている心理学の授業を受けてみることにしました。すると、自分自身を客観的に分析しているように感じながら勉強するのが快感で、とても楽しかったのです。こうして、私ははじめに心理学を学ぶことを決意したのです。

心理学でワーキングメモリの働きについて詳しく知ったとき、生活面での問題だけでなく、学業面での問題にもワーキングメモリが関わっているのではないかと疑いました。そこで、

「学業といえば言語ではないか」←学業の学習には言語の理解が必要不可欠

と連想した結果、ワーキングメモリと言語運用との関係性について興味を持ちました。これが言語学にも興味を持つに至ったきっかけです。