封印されしアタマのなかより(大人の早期癒合症)

病気ブログというよりは、心理学や言語学を扱ったブログです。きっかけは特異的言語発達障害(SLI)・聴覚情報処理障害(APD)・注意欠陥症状(ADD)。頭蓋縫合早期癒合症の成人当事者です。ワーキングメモリについて研究中。

頭の良さってなんだろう? ~「秀才」の特徴~

目次

 

第1. 秀才の特徴

秀才とは、

社会の一員として生きていく上で必要な能力が優れている人物

を意味すると私は考えます。

 

特徴

・処理速度が速いゆえに、こなせる仕事量が多い

・情報処理の質が高い

 

ゆえに、社会の中での秀才の役割とは、

既存の範囲内」での情報処理素早く、且つ良質にこなしていく

ことです。

 

第2. 処理速度が速いだけの「秀才肌」は、「秀才」ではない

「秀才肌」とは、

先天的に秀才になりうる条件を持つ人物

を意味します。

高いワーキングメモリが生まれつき備わっている人物のことです。

ワーキングメモリが強ければ、処理速度が速くなるので、こなせる仕事量が必然的に多くなりますし、また瞬時に高度な情報処理ができます。

しかし、処理速度が速いだけの「秀才肌」は秀才ではありません。処理速度が速いだけでは処理の質は伴わないからです。

秀才になるためには社会性を含めた知識の学習の積み重ねを経て、情報処理のを上げる必要があると私は考えます。

 

高いワーキングメモリを有しているという「秀才肌」の要素は、秀才になるためには非常に有利な条件です。しかし、これは補助的な条件に過ぎません。特別に高くなくとも、ある程度のワーキングメモリを備えていれば誰でも秀才になれると私は考えています。

 

第3. 「既存の範囲内」の意味

秀才の役割の説明にあった「既存の範囲内」とは、

社会で指示された内容や社会一般の認識に対して忠実であるさま

を意味します。

ただし注意してほしいのは、忠実であるだけだと、おそらく社会に押しつぶされるか、あるいは社会情勢に翻弄されてしまいます。

 

一方で、忠実でありながら、自己の欲求とのバランスを上手に保たせながら、自己流に物事を処理できる人たちがいます。

心理学の言葉を借りれば、秀才としての最終形態とは「エス」(欲求)と、「超自我」(社会規範)とのバランスがとれている状態を保てる人、すなわち

「自我」が強い人

だと私は考えています。この段階に到達すると「天才」とほとんど同じです。

 

第4. (まとめ)凡才→秀才までのステップ

 

補助条件(秀才になるためには有利な条件だが、必須条件ではない)

:高いワーキングメモリ → 秀才肌

 

+ 社会性などの知識の積み重ね → 情報処理の質の向上

 

+ 強固な「自我」の形成 → 社会情勢に翻弄されないような確固たる信念の形成

 

 

次回は「天才肌」及び「天才」の詳細について説明します。

 

(つづく)