封印されしアタマのなかより(大人の早期癒合症)

病気ブログというよりは、心理学や言語学を扱ったブログです。きっかけは特異的言語発達障害(SLI)・聴覚情報処理障害(APD)・注意欠陥症状(ADD)。頭蓋縫合早期癒合症の成人当事者です。ワーキングメモリについて研究中。

発達障害に類似の症状を持つ病気の存在

発達障害に類似の症状を現す病気があるってこと、ご存知でしょうか?

 

まずはじめに、典型的な発達障害とその原因をおおまかに説明します。

 

自閉症スペクトラム

大脳辺縁系を構成する一部の機能的、あるいは構造異常が原因です。

構造異常は、海馬回旋遅滞症が代表的です。

 

(cf. サイコパス

サイコパスは、鉤状束という扁桃体周辺器官の機能が破綻によるものです。

サイコパスの症状を一言で言い表すならば、「情動的共感の欠如」です。

一方の自閉症スペクトラム障害の症状は、「認知的共感の欠如」です。

 

サイコパスは情緒的な障害であって認知障害ではないため、社会適応に問題がありません。よってここでは発達障害からは除外します。

 

ADHDは、大脳辺縁系から分泌されるドーパミンなどの脳内ホルモンの分泌異常(分泌量が少ないこと)が元々の原因です。そのため前頭葉が十分に機能せず、その結果多動や注意欠陥といった症状が現れます。

 

学習障害には多くの種類があります。全てのタイプに共通する原因は、脳内の知覚から認知へのルートの異常、あるいは認知からの出力の異常です。

 

 

このように、発達障害にも原因があって起きているということがわかります。その原因とは、脳内の異常です。

そこで、一方の「類似の病気」について、脳以外に存在する原因が脳に影響を及ぼしている状態と定義づけようと思います。私が知っている中では以下のとおりです。

起立性調節障害

頸筋症候群

・頭蓋縫合早期癒合症

 

他に列挙できそうなものがあるという方はコメントいただけますでしょうか。

 

次回は頭蓋縫合早期癒合症について話そうと思います。なぜ私が頭蓋縫合早期癒合症と発達障害に関連性があると考えるのか、また自分が頭蓋縫合早期癒合症と気づいたきっかけについても説明します。