「封印」されしアタマのなかより(大人の早期癒合症)

認知心理学の研究をする頭蓋骨縫合早期癒合症の成人当事者が考えたことを書いていきます。扱っている症状は原因不明のものばかり(泣)。当ブログの記事における内容及び理論は無断転載及び引用は禁止です。更新情報はツイッターでも配信しています。

私は頭蓋骨縫合早期癒合症の「成人当事者」であり、これを由来とする身体症状および精神症状を同時に抱えています。

「成人当事者」という表現を用いているのは、頭蓋骨縫合早期癒合症は通常幼児期に解決されるべき病気であり、成人に存在するという可能性が医学において想定外のことであるためです。しかし、街中に歩いている人々の頭部を見ると、自身が軽度の早期癒合症であることを知らない成人当事者が少ないながらも存在することがわかりました。本人たちに違和感があったとしても、世間的に認知されていないことが大きな原因です。

特筆すべき点は、頭蓋骨縫合早期癒合症の精神症状の病理が未解明であることです。そのため、私の早期癒合症由来の精神症状は、精神医学では未定義の精神障害であることから、「神経症性障害」や「特定不能の広汎性発達障害」、「特異的言語発達障害」(いずれも原因不明の意味を持つ)という診断が下りています。

現在、頭蓋骨縫合早期癒合症の研究は脳神経外科学の範疇で行われていますが、当方の専門分野である認知心理学、神経心理学を用いたアプローチによって、その全容を解明するための研究をしています。その状況下のなかでも当方のブログは、頭蓋骨縫合早期癒合症の研究をもとにして、「脳神経外科学と心理学及び言語学のクロスオーバーの実現」を目的としています。

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